木曜日の朝、いつものように起きて朝の支度をしていた2号君。
登校直前「調子が悪いけ、今日、休みたいんやけど」と。
聞くと、熱があるという。顔色が冴えない。
高校に、休みの連絡を入れる。
「風邪でしょうから、病院に行って熱さましをもらったら、学校に来てください!」
「熱を冷ましても、自転車で行かせるのは心配ですので、今日は休ませます。」
「登校後は、学校でケアをして、帰りはなんとかしますので、学校に来てください。」
そんなやり取りの後、病院に行って、その結果登校させるかどうかもう一度連絡するということで、電話を切った。

9時ぴったりに病院へ。
小さい時から見ていただいている先生。
2号君の顔を見るなり、「相当ストレスが溜まっとろ?」って。
微熱が続いているのは、風邪のせいもあるが思春期特有の自律神経失調症で、体温調節が出来にくくなっているということだ。
「今日は、ゆっくりさせたいんですけど、登校しなさいと学校が言い張って、困っています。」
「私が言った事を、そのまま言ったらいいよ」

学校へ電話。
担任の先生は授業中だったので、診断内容と欠席させる旨を伝える。
2号君は家へ、私は仕事へ。

帰宅すると、1号君が「Kすけ、学校へ行ったよ。先生が迎えに来たっちゃ」と。
聞くと、学校から2号君に電話があり(内容は不明)、担任が車で迎えに来たらしい。

私、激怒!
子供の体のことは、本人の次に、親が一番わかってる。
親が休ませるといっているのに、どうして勝手に連れ出すのか?
私の携帯の番号だって、先生はご存知のはず。
2号君にしてみれば、ごちゃごちゃ言うのも面倒なので、先生に迎えに行こうかといわれれば、「はい」と返事するしかない。
そういうことが、たまりに溜まっているってことが、わからないんですかね。

思春期って、心の中が複雑ですよね。
私も高校時代、なんだか疲れてしまって、朝の補講後「先生、今日は帰ってもいいですか?」って、帰宅したことがある。
先生は、私の目を見て「帰りなさい」と一言。
そんなもんですよ。理由なんて、どうでもいいんですよ。
「心の日曜日」が誰だって欲しいんです。

がんばることも大切だけど、がんばりすぎないことも大切。

入学時、出席率の高さや何かを、強調していたことを思い出した。
これって、学年として、クラスとして、出席率を競っているんですかね。先生たちも競争させられているってことか。
1日授業を飛ばしたからって、どうということはないと思うんですけど。
具合の悪い体で、授業を受けてどうするんだろう……
特に、2号君の担任の先生は、学年主任でもあり、気合はいってる。
担任としてもプライドがあるんですかね。

変なところに厳しくて、履修問題などでは、生徒のためとか言いながら学校全体で嘘をつく。
妙な時代になりました。

コメント

エロちゃん
2006年11月5日8:41

ひろすけさま。
私も、怒、です!
風邪だけならまだしも(いや、それでも納得できませんが)
自律神経失調症は、体が悲鳴をあげているのだと思うのです。
無理に出席させるのは、逆効果では?
親にも勝手に連れ出して何かあったとき、学校はどう
いいわけするのでしょう。
こういう、子どもよりも学校のメンツ、ええかっこしいが
昨今のいじめ問題、履修問題につながっているような
気がします。

ウチの昼行灯は、2日の休養のあと、なんとか元気になり
部活にもるんるん出かけております。
(昼行灯なので、自律神経なんたらは寄りつかない)
どうか2号くん、お元気になりますように。

ひろすけ
ひろすけ
2006年11月6日6:04

ありがとうございます。
なんとか復活しているようです。
(テレビを見ながら、大笑いしていましたので)
学校は「保護者の皆様の期待に応えて……」とよく言いますが、もっと、わが身を振り返って反省もして欲しいと思います。