青年の主張

夫は2号君になぜかものすごく遠慮をしている。
受験だからって、別に気にしなくていいのに。普通でいいやん普通で。
今日は、私が仕事で夫が休み。
「○すけの昼ごはん頼むね」
「オレが作っても、食べてくれんかも」
というわけで、おにぎりやら何やらを用意。結局、朝から昼過ぎまで塾で、昼ごはんはコンビニで買うと言い、ご飯代をにぎって行く。なんてことはない。

この年頃にありがちで、ぶす〜〜〜〜〜〜っとしていることが多いが、本質を知る私は、それも別にどうってことはない。ぶす〜〜〜〜〜〜っとしているけど、夕飯の手伝いはするし、言ったことはちゃんと聞く。

ただ気に入らないのは、部屋の片づけをしないこと。大事なプリントがあるかもしれないと思って、ほとんど手をつけないが、自分の部屋で勉強せずに、私たちの部屋で勉強をして、その部屋まで散らかすことが、かなり気に入らない。

今朝も、折りたたんだプリントがあったので開いてみると、「勉強に終われる日々でも、音楽は忘れるな」と書いてある。
また、別のプリントには、「暗いトンネルの中を抜けたところには、なにがあるのか」とも書いてある。
美術の実技テストのプリントには、光、皿、水を中に描いた瞳を3つと鳥を書き、「自分の名前は、多くの人たちを助けると言う意味が込められていると思うので、生きていくうえで大切なものを、子供達の目の中に描き、自分は鳥で表現しました」とある。

ばかばかしい落書きは、もっとたくさんある。そんな息子の一端を見て、青年らしい悩みと、希望といろんな感情のごちゃまぜな感じを受ける。
15歳は、複雑ですね。