過保護

　甥っ子が腕を骨折して、母が送り迎えしている。妹はそんなことしなくてもいいのにと言うが、なんか気になるらしくて送り迎え。

　春休みになったら、ばあちゃんのところへ泊まりにおいでと誘われた2号君。「ミシンの宿題があるけ、泊まりに行く」と答えたら、「ばあちゃんがしてやる！」と即座に答えた。「オレの宿題やけ、いいっちゃ！」と言うが、母は譲らず「ばあちゃんがするけ、気にしなさんな」とトンチンカンな事を言っていた。

　孫と言うのは、そんなにかわいいものか。なんとかして、気を引こうと一生懸命である。2号君が、「今日のアフロは一段といいね」と言うと嬉しそうにしている。母の髪型は、アフロヘアーじゃないぞ。普通のオバサンパーマなのに。何を言われても、ごきげん。

　私も孫を抱く日が来るのだろうか。早い友達だと、もう孫が居てもおかしくない。あと、10年。いや、15年か。元気にしていよう。